2015年12月31日木曜日

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本年もありがとうございました。

本年も生きて年末を迎えることができました。
秋に肺炎になってしまったので、無事健康で・・・と書けないのが残念なところです。

家庭の都合もあり、なかなか漕ぎに出たり、講習会の回数を増やしたりなどできませんでしたが、夏のカサラノキャンプは例年通り盛況でしたし、キャンピングカーを手に入れたり、隠岐へのチャレンジにも参加することができました。

カヤック的には、これまでKライト、カサラノと言ったライト&ファーストカヤックをメインでやってきましたが、ついにハイボリューム遠征用カヤックのヘロンに手を出してしまいました。正直いろんな意味(笑)でチャレンジでしたが、想定できるフィールドがまたさらに広がりました。
これ、勤め人としての限界超えそうな勢いです・・・

家庭のこと、会社の仕事などいろいろ制約がある中で、また今年も来年は何をしていこうか楽しく悩む年末&年明けになりそうです。

どこまで自分が漕ぎに行けるか、どこまで講習会に来ていただける皆さんに役に立つ、面白い情報を提供できるかは永遠の課題です。
何をしていても最終的には福に転じられるよう、直感メインの理屈少々で判断して来年もがんばって行きます。

来年はソロツアー行きたいなー(別名旅に出たい病)
スラローム艇もそろそろまたちゃんと乗りたいなー(別名新艇欲しい病)

皆さんも良いお年を!

夕日@島根半島

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2015年12月30日水曜日

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新カヤックツアーサービスのご紹介

今年のノンフィクション作家・探検家、角幡唯介氏のグリーンランド滞在に同行した山口将大くんが、フェザークラフトユーザーを対象としたツアーサービスを開始します。

(山口くんのブログより)
http://pagekayak.exblog.jp/24778954/

(角幡氏のグリーンランド記事)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/428089/092500005/

各地でのパドリングの経験やスクールでの講習など、経験豊富なガイドなので、関東圏でのカヤックツアーをご希望の場合はぜひ。

関東圏・・・
岐阜に戻ってきてから(ある意味Uターン組です)ほとんど漕ぎに行ってないなー
なかなか機会がないけれど、一週間ぐらい行きたいものです。


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2015年12月29日火曜日

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カヤックで旅に出たくなる本

ジョージ・ダイソンの本「バイダルカ」。
南西アラスカ沿岸の絵・写真が多く、写真を見ているだけでも美しい本です。
絶版になってしまったのが非常に惜しい。
前々からこの本は知っていましたが、今回じっくり読んでみたくて、先日古本で購入。

・・・といっても、ジョージ・ダイソンもバイダルカも一般的には知られていないと思いますので、簡単な解説を。

「バイダルカ」はいわゆる現代のシーカヤックの原型の一つで、主にアリューシャン列島(一部南西アラスカも含まれると思うけど)で使用されていた形状のスキンカヤック。
バイダルカについては、Wikipediaにも項目があります

ジョージ・ダイソンは1970〜80年代にかけて、現代的な材料(6061-T6 アルミニウムチューブ、ナイロン生地)でリメークし、世界にこの艇の存在を紹介した人物。
よく、エコロジストとして紹介されている(彼のヒッピー的な生き方からすると、そう紹介しないと説明が長くなってしまうのかもしれないけど)。
彼の父は著名な物理学者で、この父子の物語は「宇宙船とカヌー」という本になっています。



これもバイダルカ購入に先立って読みましたが、この父と子の関心・ライフスタイル・理想の乖離具合は凄まじい。ただ、お互い頑固で確固とした思想があることだけは、お互いに認め合っていた間柄のようです。

ところでこの本、写真とともにカナダから南西アラスカ(インサイドパセッジ)をカヤックで旅する様子が綴られています。
南西アラスカは氷河あり、クジラ、ラッコなどの野生生物ありの自然の宝庫で、観光クルーズ船が航行いる分かりやすく美しい区間。
そこをキャンプ&カヤックツーリングするあたり、アウトドア好きをとてもソソる内容。

そして、リメークされた一人乗りバイダルカのシルエットがとてもフェザークラフト・ヘロンに似ている。
「バイダルカ」のあるページ

フェザークラフト/ヘロン(近藤艇)Photo: M.K.さん
バイダルカもヘロンと同じく、積載能力が高い艇だったようで、自分も同じような艇を持っていると考えると・・・

いろいろ想像が(妄想が?)膨らみます。
さてさて、妄想のまま終わらせるか、現実のモノにするか・・・
自分次第ですね!


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2015年11月8日日曜日

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しばらく閉店します(ブログは続けるけど)

リーマン稼業、家庭、カヤック講習の3足のわらじを今のやり方で続けるには限界がきているので、しばらくカヤック講習はお休みします。
肺炎療養で落ちた体力の回復(ジムにまた通う予定)や、息子の世話(ちょっと手がかかる子供なのが分かってきた)など、自分と家族のコンディションを整えるのが先決なので、来年度までふくめてしばらくカヤックの予定は白紙にしておこうと思います。
なにかミラクルな出来事やアイデアがあればすぐに再開するかもしれませんが、なかなか起きないから奇跡は奇跡なので・・・

たまーに個人的に漕ぎに行ったりしてTwitterとかにアップするかもしれませんが、個人的に動けるのもこれまで以上にたまにになりそうかな、と。

まだまだブログに書いていないネタ(隠岐のときにどうやって撤退の決定したとか)については、おいおい自分の中でまとまったらブログにアップしていこうかと考えています。

今後もカヤックを続けるための、休養期間となるように。

島根の朝焼け。またカヤックで出かけましょう!

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肺炎の顛末

10月半ば、肺炎にかかってしまいました。
約半月の療養期間をへて、ようやく社会復帰です。
気管支炎は経験がある(そして、咳喘息が持病になってしまった)のですが、人生初肺炎であります。

今年は晴れが多く(それ自体は良いことなのですが)乾燥しがちで、朝夕の気温差が大きかったので、もともと咳喘息が発症して調子は良くなかったのですが、どうやら咳が続いて抵抗力が落ちていた所にやられた模様(注:咳喘息がそのまま肺炎になる訳ではありません)。

晴天つづきなのに遊びに行けないのが恨めしい


たいしたネタでもないのですが、なかなか体験できない(ってか、したくない)ことなので記録を残しておくことにします。
ちなみに、私も臥せっているときは情報収集に肺炎の諸先輩(?)のブログを参考したので、どこかの誰かの役にちびーーーーーーーーっとでも立てばと思います。

さて、ことの発端は、会社での打ち合わせ(朝イチ)中のことでした。
もともと咳喘息による咳のし過ぎで体が重く、疲労感も取れないまま数日すごしていたのですが、「なんだか悪寒がするなー」、と思ったとたんに、あれよあれよと高熱に。
その日の午後は車で向かう遠目の客先への営業同行(私は基本裏方の役目の人なので)があったので、営業さんに運転してもらいつつ、助手席で置物のように寝て休ませてもらうことに。
どうにかお客様の前での説明中は持ち堪えたものの、再び激しく悪寒。
営業さんに駅まで送ってもらい、ぶるぶる震え&ぐったりしつつ電車で帰宅。

帰宅して体温を測ると、38.6℃。
とりあえずその晩は家にあった解熱剤を入れ、インフルエンザ(過去かかったことないけど)でないことを祈りつつ就寝。

翌日、自宅から徒歩3分のところにある、内科&呼吸器の看板を出している医院まで車で送ってもらって受診(この時点で既に仕事とか言っても体が動かない状態。アウトドアだったら死んじゃうよね・・・)。
とりあえずインフルエンザは陰性。
血液検査でWBC(白血球数)14.6(正常値3.9〜9.7)、CRP(C反応性タンパク=炎症反応)4.9(正常値0.3〜0.5)。
レントゲンで気管支周辺の肺に白い陰。
肺炎の疑い濃厚も、痰の検査の結果を待っての確定。初日はとりあえず薬と解熱剤。

翌々日に痰から肺炎球菌検出。点滴(抗生物質)開始。
以降、毎日通院して点滴。

日課の点滴。


発症5日でCRPが最大値。16.4。
これ以上下がらないようであれば、入院を勧められる。
(そもそも、初めから入院していても良いレベル・・・。)

その後無事数値が下降し、発症9日目で点滴終了、13日目でWBC、CRPともに正常値に。
正常値になってからは、元々の咳喘息の投薬、療養。

結果、17日間の療養生活となりました。

回復したら紅葉が始まっていました


**********************
肺炎は抵抗力が落ちていたり、ストレスがかかっているとかかりやすいようです。
ストレスか・・・。 ( -_-)

肺炎で高熱が出るというのは本当で、解熱剤がうまく効かずに39.5℃まで上がたときがありました。早めに飲んでしまうと帰って効きが悪いようで、投薬間隔最低6時間を開けるために熱でひーひー言う羽目に。
肺炎の発熱は、個人的な感想ですが肺のあたりが熱くなるので、お風呂でのぼせているのに出られないような気分がします。
個人差はあるのでしょうが、39℃でるとマジ動けませんでした。
カナダとかのガチアウトドアで発症したら、そのままオオカミかクマのえさになっていたかも。
もちろん、国内でも旅の途中だとにっちもさっちもいきませんね。
昔の人が肺炎で死んでしまったのもよくわかるし、旅の途中で行き倒れになったのもよくわかります。

CRPが下がってくるまでは、点滴をしていても微熱が出ていたり、一日寝ていても疲れやすかったりととても身辺のことをできるような状態ではありませんでした。いやいや、大家族で住んでなければ入院が正解です。
入院しても、点滴と投薬しか治す手段はないのですが、朝夕2回の点滴になるので、回復は早いかもしれません。ただ、一気に薬を投入するのでつらそうだ・・・

当然一日寝ているより仕方がないので、本だけはたくさん読めました。過去に読んだ本など合わせて20冊。だんだん体調が良くなってくると、インプットはいいからそろそろアウトプットをしたくなってきます。
子供の世話をしながらボチボチ生活して行くのも良いものですが、なかなかそれだけではね・・・

2週間ゴロゴロしていた(それしかできないし)ので、著しく体力が低下しています。
復帰して生活が軌道に乗り始めたら、またジムに通ってカヤックを漕げる体力をつけなければ。
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Feathercraft Heron(ヘロン)について

今年9月の隠岐渡りチャレンジでは、新艇のヘロンを使用しました。
色は今はなきグレー。
せっかくなので、艇の感想を書き残そうと思います。

手前の黒ヘロンが近藤艇。
奥の白ヘロンは伊東画伯使用艇。
■カタログスペック
 長さ x 幅 5.4 m x 60 cm
 重さ 24.5 kg
 最大積載量(パドラー含む) 185 kg

■他の艇との比較
ぱっと見た感じ、「でかいウィスパーXP」ですが、特性はだいぶ異なります。
ウィスパーが、カサラノの運動性とカフナの手軽さを融合させた艇、ヘロンがカサラノのスピードとK-1の積載能力を融合させた艇なので、見た目が似るのはまあ、偶然ではないと思います。それにしても、必ず融合させたい元として出てくるカサラノ、どれだけスペシャルな艇なんだ・・・
どこのあたりで特性が変わるかというと、横から見るとよくわかります。
(画像はGranstreamのカタログページから拝借)

●カサラノ


●ヘロン

●ウィスパーXP

画面で長さをそろえているので、艇の縮尺が同じではありませんが、サイズ以外で大きく異なる点は2つ。
①ボトム部分が深い
ウィスパーの方がデッキが「屋根型」になっており、艇の高さをデッキの立ち上がりで稼いでいる状態になっています。それに比べると、ヘロンはU字溝にフタがしてあるような作りになっています。この辺り、カサラノよりに作ってある感じがしますね・・・
②バウとスターンの立ち上がりが急角度
できるだけ水線長を稼ぐためだと思うのですが、バウもスターンもボトムの下の方の部分、いわば「アゴ」の部分が突き出ています。水線長が長いおかげで、漕げば漕ぐほどスピードが乗る艇になっています。ただ、艇自体が重い、たくさん積んでこそのヘロン、と考えると、「漕げば漕ぐほど」の部分がくせ者なのですが・・・

■漕いでみた感想
艇のサイズ感もあると思いますが、荒れた海で乗っても不安感はありませんでした。
ただ、あまりにも積み荷(パドラー含む)が少ないと浮きすぎて風で煽られる感じがした(隠岐のときはパドラー+荷物で80kgくらい)ので、人モノあわせて100kgくらいは積みたいところです。
そうすると、必然的に漕ぎ味は重くなりますが、スピードが出てきても、短い艇(Kライトカレント)のように、造波抵抗ができてくる訳ではないので、パワーがあればあるだけスピードを出すことができます。
パドリングの重さの感触としては、パドリングをしているとウィスパーの1.3〜1.5倍の負荷が常にかかっている状態でしょうか。
よって、長期遠征や島渡りで乗りこなそうとすると、持久力に加え、ある程度の重量を引き続けられる力が必要(パワーっていうと少し多義になるので、具体的にしてみました)になります。
このへん、もともと骨太で力と体重がある人以外は、要トレーニング(しかも恒常的なトレーニング)な部分になるかもしれません。

体が大きい人にとっては、今までK-1くらいしか選択肢がなかったので、安定性を重視するか、スピードを重視するかの選択肢ができたことは非常に良いと思います。
普通の体格の日本人&カヤックスタイルには少々オーバースペック、過負荷になりますが、セーリングや今後ロングツーリングに出て行きたいという野心を持っている方には、ぴったりの艇なのではないかと思います。(ちょっとトレーニングしないとつらいかもしれませんが・・・)

こんな状況でも不安感がないのはさすがです。


個人的には、年に一回はヘロンじゃないと行けないなー、とヘロンを選ばざるを得ないようなロング&ハードツアーに出たいなー、と思う今日この頃です。
まあ、「○○に一回は□□じゃないと・・・」の部分には持っている艇全部(フェザーに限らず)を入れられる回答が用意されているので、本音を言うと通年四六時中カヤックを漕いでいられる身分になりたいぜ、になってしまうのですが、家庭もあるし(自分で作っちゃったし)、生業もあるしで世の中そんなに甘くないのがつらいところで・・・ (^ ^;)>

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2015年10月10日土曜日

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佐陀川ツーリング

松江市内には、日本海から宍道湖をつなぐ、「佐陀川」があります。
山が多い島根半島でここだけ開けており、自然の川かな、と思いきやさにあらず。
江戸時代(1785年から88年)に掘削された、人口運河でした。

それまでの流域は湿地帯、宍道湖は大雨の旅に溢れ、周辺に水害をもたらしていたため、その対策のために掘られたそうです。(この辺りの記事に詳しく載っています。)

歴史はさておき、我々が注目したのは、何とも言えない、川に寄り添うような生活の雰囲気です。
水辺近くに並ぶ住宅、店。
目の前に船。ここに住んだら毎日漕ぐな・・・きっと。

松江市中心部にクルマがとめてあることもあり、日本海から宍道湖まで漕いで見ることにしました。

白ヘロンと伊東画伯。

宍道湖からはゆっくりと流れ出しています。時速1kmくらいでしょうか。
水路際にひしめく住宅街は、かつての水運の繁栄の名残でしょうか。
赤茶色に輝く昔ながらの町並みが続きます。

広がる空。人工物が目に入りません。

町を離れると一転して景色が変わります。
両脇には田んぼが広がり、牧歌的な風景に。
ボート部の桟橋をちょっとお借りして、小休憩。

古風な橋をくぐると、そこは宍道湖。

そして町並みが見えだすと、もう宍道湖です。
思っていたよりは水質もよく、落ち着いた雰囲気の町並みとマッチして旅心をくすぐります。
松江市街に向かいます。
琵琶湖の大津辺りを漕いでいるようにも見えます。
目の前に富士山があれば東伊豆のよう、と伊東画伯。

30分も漕げば松江市中心部です。
中心からちょっと離れたところの小さな公園で上陸。
約11kmを3時間で漕ぐ、ゆっくりとした船旅でした。

この川を使えば、松江市街地から日本海へ漕いででて、当日のコンディション次第で西へ行こうか東へ行こうか決める、なんていう自由なツーリングもできそうです。
ただし、湖畔に落ち着いて出艇できる浜が少ないので、大人数では難しいかもしれませんが・・・

今回のコース
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2015年9月27日日曜日

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隠岐へのチャレンジ

シルバーウィーク前週、島根半島〜隠岐への島渡りにチャレンジしました。

境港に到着してみると、天気晴朗。

島根半島に移動して、海を見ながらスタート地点を決めます。
本日晴朗なれども波高し
西からは対馬海流、東からは高気圧からの吹き出しの風。
西に流されるか東に流されるか、この時点では不明。
予報を見ると東風がありそうなので、両方で打ち消されると想定して隠岐から真南の「野波」を出発地点に選びました。

さて、チャレンジ当日。
前日までの予報では、6-7mあった東の風が3-4mまで下がるとのこと。
予報通りに下がってくれていれば横断できそうですが、風強ければ横断は難しそう。
午前3時起床。この時点では風が弱そう。
暗闇の中準備を開始し、午前4時、暗闇の中を出艇。
時折、出漁する漁船が暗闇を横切ります。
午前5時。この時点では風も穏やか、海流も強くなさそう。
5:30ごろ。やっとデッキコンパスが肉眼で見えます

午前6時。雲間から日の出。まだまだ海況は穏やか。
太陽が見えるとほっとします。
しかし、ここから一気に風が強くなり、波も高くなり始めます。
風波3m、波頭が風で崩れるようになり始めました。
午前7時、このまま続行するのはリスクが高いと判断し、撤退を決断。

強い風を吹き出す、不穏な雲が現れました。(写真は既に撤退中)
バウ先右手に見えるK-2が・・・

波間にすっぽり隠れ・・・

また現れます
風に流されながら島根半島に向かい、3時間ほどで出発地点よりも約15km
西の手詰の漁港に上陸。
当日はもう少し大きい浜に移動し、行程終了。

当日のコース図


34kmを6時間で。平均5.5km/h。

休憩込みの巡行速度5km/hを割り、かつ天候が好転する要素が見当たらなかったので撤退を決定。
スピードが下がる→高い負荷で漕がなくてはならない時間が増える→体力消耗でスピード低下の負のスパイラルに陥ることが予想されました。
こうなると、トラブル時の対応が困難となり、安全へのマージンが小さくなってしまいます。行ってしまえば、結果渡れたかもしれませんが、渡れた、というより、渡れちゃった、といった結果になるところでした。
結果は同じでも、どちらが今後に繋がるプロセスかは明らかです。

記録に挑戦しているわけではないので、結果を出すことを目的にしてはいけないのですが、「できることしかやらない」では進歩がありません。
目の前にある状況が、チャレンジすべき内容なのか、排除すべき決定的な危険につながるリスクなのかの見極めがキーになります。

見極めどうするのー、については、またすこしづつ展開して行ければと考えています。
(ちょっと書きかけたのですが、誤解を招かずに短くまとめる自信がないのでやめます)

チャレンジを共にした Granstreamスタッフの大瀬さん/山本さん、伊東画伯、Kさん、おつかれさまでした!

Gransteam blogの記事

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2015年9月21日月曜日

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サンセット&サンライズトリップ

8月末の週末は、奥琵琶湖サンセット&サンライズトリップ。
昨年に引き続き、2回目です。
昨年は参加者1名でしたが、今年は盛況。
土曜日午後にGranstreamストアに集合し、明日の出発地へ向かいます。
12.9kmを2時間23分で。平均時速5.4km/h。

穏やかなれど、天気が・・・
夜半には雨が降り出し、それどころか大荒れ。
出発を3時半から4時半に変更し、荒天をやり過ごします。

残念ながら、サンライズは拝めず。

雲間から光が。これはこれで神々しい風景。

雨上がりの朝でした。
 17.5kmを3時間53分で漕ぎました。平均時速4.5km/h。
4時20分に漕ぎ出し、8時過ぎにゴール。

ゴールしたら青空が。
ここで、電車でストアに戻る組と漕いでストアに戻る組に別れます。
ここまで穏やかに来れたので、この調子で行くと思いきや・・・
漕ぎ出し1時間で、強い南西風。6-8mくらいでしょうか?

荷物満載のK-Lightでの横風航行は難しく、風見鶏現象が強く出ました。
バウ・スターンとも沈みがちになり、目一杯リーンをかけてもスィープ連発を余儀なくされました。
ボリュームに余裕がない状態で荒れた水面にでるとコントロールが大変です。
ラダーが着いているとだいぶ状況は変わるとは思いますが。
浮きすぎていると今度は風にあおられるので、難しいところではあります。

帰路は20.5kmを4時間10分で、平均時速4.9km/hでした。
10時前に漕ぎ出し、到着は14時過ぎでした。

参加の皆さん、おつかれさまでした!!
来年こそは、サンセット&サンライズを拝みましょう!
天気に恵まれるよう、てるてるぼうずでも作るか・・・

Granstream Blogの記事

今回のツアーのコースはこちら↓
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Published 22:18 by with 0 comment

Katsalano Days Summer Camp

お盆直前の週末、今年も開催しましたカサラノデイ
今年は、恒例の冬合宿に対する「夏合宿」という位置づけで開催しました。
夏合宿でしっかりセルフレスキュー(再乗艇)を練習して、
冬合宿で極限状態でちゃんとできるかを確認する、というセットになっております。

で、今年は久々に座学から開始。
避難訓練ではありません。
机をカヤックに見立てて、再乗艇の説明中。

ざっとポイントを頭に入れた後は、実践あるのみです。
セルフレスキューができたら、リカバリーの練習。
リカバリーの練習ができたら、ロールの練習。
リカバリーも何種類かあるので、時と場合で使い分けが必要です。
どんなときに使うかも含めて、実践を想定しながら練習。
2日目には、過去に受講いただいたユーザーさんが復習にいらっしゃっていました。
ロールができるようになればリカバリーが上手になるのでロールを忘れてしまいますからね、たまにはこういった場で復習しておくと、自分の技量に自信が持てます。






合宿でポイントを身につけたら、後は考えなくてもできるレベルまでひたすら反復練習するのみです。
沈脱しても再乗艇できる、リカバリーできるというのは、カヤックを漕ぐ上で大きな自信になります。ぜひ、寒くならないうちに完全にマスターしましょう!

Granstream Blogの記事はこちら
All Photos by S.Ose


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2015年8月16日日曜日

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夏満喫中(ちょっといっぱいいっぱい)

7月末から、夏満喫中。。。
7/末 キャンパー納品
トイファクトリーさんありがとうございました。
http://www.toy-factory.jp/blog/2015/08/008729.php

8/2 親子カヌー教室

http://gifucanoe.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html

8/8-9 カサラノキャンプ(夏合宿)
・・・こちらは近日ブログに書きます。。。

http://oseshiro.hatenablog.jp/entry/2015/08/09/064240

お盆休みは奥琵琶湖で水遊び

そして夏休みの工作。
この棚2枚の作製。これによって、、、

 これが・・・(下段に注目)

こうなる。。。

そして妻の実家でバーベキュー。

さらに夏休みのお手伝い。草刈り。

夏もあともう少し。
体調を崩さぬよう、秋までがんばりまーす。
ジャパンカップのエントリーもまとめないといけないし・・・(着々と届いていますよ)
ブログの更新は・・・
時間ができたらぼちぼち追いついて行きます。

残り少ない夏を満喫しましょう!!
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